不動産投資の1つである賃貸経営は、長期的に安定した賃料収入を得られる可能性が高いことや、節税対策等のメリットがある一方、土地購入・建設費用等の初期費用が大きいこと、空室が発生した際の家賃収入が減ることなどのデメリットもあります。

今回の物件は、敷地面積109.66㎡に有効的な耐震壁を配した壁式RC構造の5階建て19戸の集合住宅です。低コストで最大限に収入が得られるよう、バルコニーを省き最低限の設備にすることで、機能性を損ねず一部屋分の広さを確保しながらも、1フロア4室（20㎡以上／室）を確保しました。

外観はできるだけコンクリートの素地感・素材感を残し、表面の「肌合い」「風合い」を自然なかたちで再現させるFC特殊工法で仕上げました。

駅から徒歩2分と好立地にありながらも、前面道路が県道で敷地にも余裕がないため、難易度が高い工事でしたが、関係者皆様のご協力により、この度完成に至りました。