ZEN CLUB

2025年 04 月号 Number. 576

今知っておきたい!不動産NEWS

令和6年度補正予算が閣議決定!住宅省エネキャンペーンが継続!!

2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、家庭部門での省エネを強力に推進するため、国土交通省・経済産業省・環境省の3省の連携により「省エネ住宅の新築を支援する補助制度」「既存住宅の省エネリフォームを支援する補助制度」が補正予算案で可決されました。

2023年から始まった省エネ住宅への大型補助金制度の継続となり、各事業を組み合わせて併用することが可能。今回もワンストップ申請を利用することで、リフォーム工事によっては最大280万円が可能となります。

ところでワンストップ申請の利点といえば、全ての工事を加味して『最も補助額が高い組み合わせ』が計算できること。製品ごとに参加事業を振り分けて申請できるため、金銭面で最も効果的な支援を選べます。

現時点で、国のGX投資集中的支援の最後の年となるので、このチャンスをぜひご活用ください!

申込の前に注意しよう!

  • 申請終了は今年の12月末ですが、工事がそれまでに終わっていないと申請不可。逆算すると、5月には着工しておきたいところです。
  • 補助金の申請はリフォーム工事を担う施工業者が行うので、キャンペーンへの登録が必須。登録業者かどうかを事前に要チェック。

補助事業

  先進的リノベ2025事業 子育てグリーン住宅支援事業 給湯省エネ2025事業
[賃貸集合給湯省エネ2025事業]
制度目的 先進的な断熱性能の窓に交換するリフォームに対して高い補助額で 重点的に支援 住宅の省エネ改修、子育て対応改修、バリアフリー改修等を行う場合に 工事内容に応じた定額を支援 一定の基準の満たした高効率給湯器を導入する場合、機器・性能ごとに設けられた 定額を支援/既存賃貸集合住宅に継続
予算 1,350億円 2,500億円(新築含む) 630億円
補助対象者 世帯を問わず対象工事を実施するリフォーム ※賃貸集合給湯省エネ2025事業を除く
上限金額
※リフォーム
200万円/戸※補助率50%相当 40•60万円/戸※タイプ別 ※機種によって上限は異なる
※賃貸の場合は上限が異なる
対象商品 窓・ドア・ガラス 浴室・キッチン・洗面化粧台・トイレ・インテリア建材・窓・ドア等