末期がんの闘病中である父が、18年前、長年勤めあげた職場の退職時に職員の皆様から腕時計をお祝いにいただいたようです。

その腕時計の文字盤には「2003年セントラルリーグ チャピオン 阪神タイガース」と英文字で記載されておりました。2003年は退職時の少し前になりますが、阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝を果たした年でした。大の阪神ファンである父は当時、そのレアなメモリアル時計をいただき、さぞ喜んだことでしょう。

その時計は一度も使われることなく、18年が経過しました。

先日、父からその話を初めて聞き、良かったらもらってくれないかと手渡されました。普段、腕時計をつけない私ですが、大事に形見としていただくことにしました。時計をいただいた数日前、奇しくも阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝を果たしました。

18年ごとに、思い出の時を刻み、受け継がれる時計なのかもしれません。

オアフクラブには学童部門があり、毎日100人ほどの子供たちをお預かりしています。子供達にも保護者にも人気なのが、担当6年目の仲田美穂さん。

いつも子供の思いに寄り添い、小さなSOSにも気づけるように子供目線で接していたり、保護者や地域の方にもより身近に、タイムリーにオアフクラブを感じてもらえればと、Instagramで積極的に情報を発信するなど、安心・信頼してオアフクラブを長く愛してもらえるように、良い関係づくりを心掛けているとのこと。

「子供たちにとっても保護者にとっても「美穂先生なら！」と思ってもらえるように、これからも努めていきたいと思います」。

正解のない保育を模索しながら日々奮闘している美穂先生が、今月の1等賞！