台風シーズン、 地球温暖化を考える
私が子供の頃の梅雨と言えば「雨がしとしと降る」という表現がぴたり当てはまりました。傘をさしてアジサイの葉の上を歩むカタツムリを観察した思い出があります。激しい雨が降るのは梅雨明けを迎える一時だけに限られておりましたが、最近では梅雨の期間中に頻繁に激しい雨が降るのが常態化しています。
日本は狭い国土利用の関係もあり、住宅が災害の起こりやすい場所にも建設されているため、全国的に大きな被害を被っています。7月に世界気象機関(WMO)からエルニーニョ現象が発生したとの発表があり、この現象はしばらく継続します。世界各地が猛暑に見舞われ、さまざまな自然災害が発生している中、日本近海でも太平洋の温度が上昇して強い台風が発生する可能性が増加します。
9月を迎えて日本は台風の季節を迎えておりますので、台風に対する備えを強化することが重要です。万一、台風の直撃情報などがあった場合には、緊急事態に対応した非常用持ち出しの準備も欠かせないと思います。また、地球温暖化を含め、環境問題については関心を持ち続けていきたいと思っています。
(H.F.)