大谷翔平選手を導いた「マンダラチャート」
WBCで久しぶりに日本が優勝したこと、また、準決勝・決勝の試合内容が日本国民に感動を与える筋書きのないドラマのような内容であったことによって、今年のプロ野球やMLBが例年以上に注目を浴び、連日の報道も過熱気味です。
特に、WBCに出場した選手たちの一挙手一投足が注目を浴びており、今まで以上に野球を観戦する層に広がりをもたらしています。
取り分けアナハイム・エンゼルスの大谷翔平選手の注目度はダントツ。それでなくとも昨年は二けた勝利、二けたホームランの二刀流で、伝説の男ベーブ・ルース以来の記録を達成しました。
惜しくも2年連続のMVPは逃したものの、アメリカでも最大限の賛辞が贈られています。
彼のすごいことは投げて打つだけではなく、走ることも優れているということ。
今年はピッチャーで出場した試合で既に3つの盗塁(5月末現在)に成功しています。
これは、投手として試合に出て盗塁した数で歴代トップ(過去に一人だけ)に並ぶ記録ということです。
まさに、二刀流ではなく、三刀流(人間では有り得ないこと?)を実現しています。大谷選手の高校時代の目標達成シート(マンダラチャート)が有名ですが、その目標に向かって着実に歩んでいるだけではなく、今やそれを超えようとしています。
勿論、大谷選手のような人物は100年に一人といわれていますが、彼の考え方(高い目標を掲げたうえでそれを達成するためにやることを明確にする)は、レベルは違っていても、誰でもやろうと思えばやれることだと思います。
自分独自のマンダラチャートを作成してみてはいかがですか?
(H.F.)