<夏至>
北半球では1年の中で最も昼が長く夜が短い夏至の日。2023年は6月21日となっています。
日本では農作業が最も忙しい時期であるためか全国的な風習はありませんが、地方ごとの行事食は各地に伝わっています。
有名なのは関西のタコ。「タコの足のように稲の根が広く深く張るように」という願いが込められています。
静岡では冬瓜。名前から冬のイメージがありますが旬は夏です。
そのほか関東の焼き餅、京都の水無月、三重のミョウガ、福井の焼きサバなども夏至の行事食。
また、愛知の一部に伝わるのはいちじく田楽。不老長寿の果実と呼ばれたイチジクと、豊作祈願の踊りである田楽を掛け合わせたのが由来とされています。