「Z(ゼット)世代と若者の時代牽引力」
いつの時代も新しい文化や異なった意識をもった若者が“出現”すると、それまでの世代の人たちは違和感を覚えながら、「〇〇世代」と名付けて期待半分・不安半分でその動向を注視するのが世の常です。
そこで最近よく目にしたり耳にしたりするのは「Z(ゼット)世代」という言葉。これはカナダ人作家の著書に由来するものですが、明確な定義はないものの、凡そ1990年後半から2012年頃までに生まれた若者を指すようです。
同義語として、デジタル・ネイティブ、SNSネイティブ、スマホ世代などとも呼ばれています。
彼らの行動特性は次の3つ:
- 新聞・テレビ等のマスメディアからWebメディアへの接触増
- 社会課題への関心度の高さ
- コスパ意識やタイパ(タイムパフォーマンス:時間対効果)意識の高さ
のように思われます。
日本ではIT人材の不足が懸念され、「DX(デジタル・トランスフォーメーション)化」への対応・推進が叫ばれる中、新陳代謝の変革リーダーとして大いに期待したいものです。
(K.Y.)